東京のお祭りといえば

神田祭は、「銭形平次」などでもおなじみ東京の神田神社で行われる祭りで、山王祭、F祭と並んで江戸三大祭の一つとされています。また、東京のみならず、日本の三大祭りの一つにも数えられるほど有名な祭りでもあります。毎年5月の第二土曜〜日曜日に開催されます。朝8時に神社を出発し、「一の宮」の大己貴命(だいこく様)、「二の宮」の少名彦命(えびす様)、「三の宮」の平将門の鳳輦が平安装束をまとった人々に付き添われ粛々と行進して行き、巫女(巫女装束)と乙女(壺装束)役の若い女性4名ずつが花を添えます。13時頃に両国旧御仮屋(現在の東日本橋駅付近)で休憩と神事が行われ、16時頃に三越本店に到着し、ここから御輿、山車、武者行列などの付け祭りが追加されていきます。艶麗で古風な行列が、パソコン、デジタルカメラ、薄型テレビなどが並ぶ電気街を練り歩くさまは実に面白く感じます。そして、19時頃に神社に戻ってきます。これが、神幸祭と呼ばれる行事です。神幸祭の翌日に行われる各町内の行事が、御輿宮入です。複数の町内毎に御輿連合が設立されており、各地区を巡行するほか、ある程度時間を決めて神社に練り込んで行きます。ふんどしを締めた担ぎ手も多く、地区によっては妖艶な手古舞を出す所も見られます。東京を代表する祭りの、神田神社の神田祭りと、日枝神社の山王祭りは、祭列が江戸城内に入ることを許される「御用祭り」として盛んになりましたが、後にお金がかかりすぎるという理由から、この二つは1年交替で実施されるようになりました。実施されない年は「陰祭」といって、山車の運行などはせず、ごく小規模に行われます。

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